ブドウ(土佐太郎)が開花したからジベレリン処理してみた
2023年5月17日は30℃近くまで気温が上昇し、暑い一日になりました。
ブドウ(土佐太郎)が開花
そんなこともあって、ちょっと早いような気もしますが、ブドウが開花しました。
みなさんは、ブドウの花を見たことありますか?
こんな白い花をしているんですよ。
ブドウ(土佐太郎)の摘果
このブドウは、まだ3年物でしかも鉢植えなので、それほど大きくありません。
それでも10房ほど花を咲かせたのですが、すべてを成らせるほど樹に体力がないので、3房を残してすべて摘果しました。
さらに、1房にいっぱい実を付けても大きくならないので、さらに花(実)を少なくしました。
先端と肩をバッサリと切って、さらに込み合っているところをカット。
半分以下になりましたね。
そしてこの後にジベレリン処理をしました。
ブドウ(土佐太郎)のジベレリン処理
ブドウの実を大きくして、種を無くすためにジベレリン処理をします。
あまり聞きなれない言葉で、難しい作業と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
ホームセンターで粉を買ってきて、水で薄めて、その液体に花を漬けるだけ。
濃度は品種によって違いますが、大体25ppmにします。
ジベレリン処理の濃度
ppmがよくわからんという人も多いと思うので説明すると、ppmとは100万分の1のことです。
つまり、水1リットルは1kgですが、それに対して、粉を1mg入れると1ppmです。
粉は1包に50mg入っているので、25ppmにするには水1リットルに対して半包入れれば良いですね。
なお、私の場合は、500ミリリットルのペットボトルをカットして使っています。
大体250ミリリットルの水が入っているので、1/8包分の粉を入れれば良いわけです。
ジベレリン処理のタイミング
開花直後から3日くらいの間に行うと良いでしょう。
ジベレリン処理は1回でも良いのですが、10日から2週間後にもう一回やるとより確実です。
というわけで、次回のジベレリン処理は5月末ですね。